パイクの釣り方(2) : ライン・リーダー編(1) : 序論
日本とフランスのルアー釣りの違いを考えた場合、大きな違いの一つはフランスには鋭い歯を持つパイクがいて、何らかのリーダーを使わなくてはならないことであると思う。
パイクを釣るにあたって、リーダーは大問題であり、ロッドやリール、ルアーなどよりもむしろ重要である。というのも、パイクに切られないリーダーがなくてはパイクフィッシングは成立しないからだ。
写真 : パイクの鋭い歯(ルアーはジャッカルのメガロドーン)
これから数回に渡って、フランスで利用されているラインとリーダーを紹介したい。
フランスで利用されているパイク用リーダーは、A)ワイヤーリーダーとB)フロロカーボンのダブルリーダーの2つのタイプにだいたい分けられる。これらは状況に応じて使い分けられるし、リーダーの太さや長さに関してはもちろん人の好みとタックルによって異なる。
ちなみに、ぼくは上記2つを利用した結果、パイクだけを狙う場合、現在はフロロのダブルリーダーを採用するに至っている。
最後に重要なことは、リーダーに関しては釣り人によって考え方が様々であり、絶対的な答えはなさそうだということだ。したがって、以下に示す考えはぼくの経験に基づくだけで、絶対的な普遍性はない。

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