パイクの釣り方(3): ライン・リーダー編(2): 道糸

リーダーの紹介に入る前に、基本事項として、パイク用の道糸について触れておこう。

フランスでは一般に、ルアー釣り向けにスピニングでもベイトでもPEラインを道糸に使う人が大多数である。もちろんトラウトにナイロンを使う人はいるし、ブラックバスを狙う場合はまた違うと思う。だが、太さに違いはあれ、ぼくが知る限りはPEライン使用者が圧倒的に多い。

パイク向けの道糸に関しては、スピニングかベイトか、また、使うルアーによって異なるが、PE1号から6号ぐらいまでの間に落ち着くと思う。

写真 : YGKはフランスでも人気(4号をアブビーストに100m巻いて使用)。


PE1号〜2号だと、スピニングリールの2500番から4000番ぐらいを使って、30gまでの小型のルアーを使う。これは日本でシーバスを狙うのと似ているかもしれない。

PE1号以下でもパイクを釣り上げられるが、80cmを超えるパイクがバイトした場合、やはり強度が心配である。それに、わざわざパイクを釣るのにそこまで細い糸を使う必要はない。

ベイトの場合、一般的には2号から4号ぐらいを使い、中重量級のルアー(20g以上)を使う。

PE6号以上になると、主に100g以上のルアーを投げ続ける場合が想定される。後者の場合は、北欧など、メーターオーバーのパイクが頻繁に釣れる環境での利用。

次回からリーダーの紹介に入る。


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