パイクの釣り方(5): ライン・リーダー編(4): フロロのスナップ付きダブルリーダー(1)
ダブルリーダーは、PEラインを道糸にして、以下の2つのフロロラインから構成される。
(1)1m50以上のフロロカーボンライン(16lb〜50lbぐらい)
(2)30〜40cmぐらいのフロロカーボンライン(70lb〜120lbぐらい)
なお、PEラインの道糸とは通常のFGノットでよい。
写真 : ダブルリーダー
写真 : ルアーに直結する2本目のダブルリーダー(90lb)
2つのフロロラインの太さと長さは、個人の好み、そして、タックルによって変わる。
例(1)20g〜60gのルアーを使うHクラスのベイトロッド
a)20lbの2m
b)100lbの30cm以上
例(2)60g以上のルアーを投げるビッグベイト用のベイトロッド
a)35lbの2m
b)100lbの30cm以上
どちらもルアーに近い方のリーダーは100lbである。
ロングリーダーについて
道糸と結ばれる方のラインの長さは、ロングリーダーにする人もいて、4m、5mつける人もいる。
ぼくもスピニングを使う場合は、ロングリーダーを使うことが多いが、ベイトの場合はリールの糸の放出口に結び目が引っかかるので、使っていない。実際、引っかかるのが重なって、FGノットがほどけて、ルアーだけが飛んでいったこともある。だが、最近はダイワのタトゥーラ300/400というような放出口が大きなリールも出ているようなので、ロングリーダーはさらに使えるかもしれない。
2023年12月8日の追記
2点追加する。
1)PEラインの道糸と結ぶ最初のリーダーはナイロンでももちろん構わない。フロロかナイロンかは人の考え方によって異なるのだと思う。ぼくの場合、ビッグベイト用のタックルでは、ロッドが硬いので、より伸縮性が高いナイロンを使っている。
2)ルアーと繋がる二つ目のリーダーは30cmは少なくとも欲しい。20cmだと短すぎると思う。多分パイクが頭からルアーを襲ったときに、最初のリーダーがどうしたわけか口に引っかかって切られることがある。これを防ぐには、二つ目のリーダーがある程度長くないといけない。


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